春節に帰国できたので滋賀県に旅行に行った。
ケーブルカーに乗って比叡山延暦寺に行ってきた。
延暦寺の総本堂は工事中。見た目が工場っぽくて驚いた。中は普通に見学できた。不滅の法灯は今も輝き続けていた。
お堂をぶらぶら散歩しながら見学してて気がついたけど、どことなく中国っぽさを感じる。日本のお寺にあまりない派手なカラーリングと仏像の種類の多さが要因だろうか。
比叡山蕎麦という名の山菜たぬき蕎麦がやたらうまかったな。
雄琴温泉の雄山荘に宿泊した。部屋内に露天風呂があって琵琶湖を一望できる。部屋も広いし優雅だった。料理も当然のように美味かった。
翌朝、早朝に歩いて浮御堂に行った。寒かったけど空気が綺麗でよかった。民家に信楽焼のたぬきがあり、滋賀県らしさを発見できて楽しい。7時くらいに着いたので浮御堂は閉まってた。が、１枚目の写真の奥の方にフェンス越しに浮御堂を撮影できるスポットがあった。写真をよく見ると、知らないおじさんが浮御堂を撮影してる姿が写ってる。２枚目の写真は朝日、琵琶湖、鳥、浮御堂が綺麗に撮影できてるけど、知らないおじさんと一緒にフェンスにスマホをねじ込みながら、すごい姿勢で撮影してる。
信楽焼のたぬきが大量に展示されているたぬき村に行った。可愛いたぬきが大量にいる。圧がすごい。
秋田にも旅行に行った。でっか秋田犬の写真をmastodonにあげたら、いいねが大量についた。みんなでかい犬好きなんだな。私も好きです。
稲庭うどん。何故か中国ではうどん=稲庭うどん なお店が多い。今回初めて日本で食べたけど、美味かった。食感がしっかりしつつ麺が細めなのでツルツル食べられる。
角館をぶらぶら散歩しようとしてたけど、前日までの滋賀旅行で足を痛めてて、あまり楽しめなかった。雪が積もってる武家屋敷を見たかったけど、当日雨降ってたのでテンションも下がる。
途中に寄った喫茶店のチーズケーキが甘くて癒された。
角館駅から私鉄に乗って阿仁マタギ駅へ向かう。鉄道に全然興味がないけど、秋田内陸縦断鉄道はよかった。こじんまりとした2両編成の電車が可愛いし、内装は秋田犬の写真が展示されていた。
今回の旅行の最重要目的は雪見温泉。阿仁マタギ駅は雪が積もっててよかった。
マタギの湯に宿泊。
ヒグマのゴンタくんのお出迎え。
マタギ資料館が併設されてたので見学。剥製も頭骨も本物なので迫力がある。温泉施設にちょっとした資料も提示してますよレベルじゃなくて、普通に資料館として成り立つぐらいの展示力だった。
楽しみにしてた熊鍋と濁酒。うまい！！！！独特の風味がある。鹿ステーキもよかった。
翌日はレンタカーを借りて田沢湖に行った。足がおしまいになってたのもあるが、公共交通機関で田沢湖は時間がかかりすぎる。あいにくの雨と霧で展望はよくなかった。が、人気のなくて薄暗い湖は神秘性を感じる。霧の奥深くで龍に姿を変えたたつこが舞い踊っててもおかしくない。
田沢湖クニマス未来館に行ってきた。展示内容が熱かった。かつて人類によって強酸性の水を導入されたことで絶滅したクニマスを復活させるためのプロジェクト。環境破壊は一瞬で起こせるが、復元には知恵と金と時間と労力がかかることがわかる。人類の罪を精算するために現在も進行中らしい。頑張ってほしい。
昼ごはんを田沢湖にあるレストランで食べようと思ったが、レストランは閉業中だったり、団体の客で埋まってて食べられなかった。とほほ。
横手のかまくらに行ってきた。横手のかまくらは旧正月つまり春節に開催されるので、春節に休みがある中国駐在の今しか見れるチャンスはない。
肝心のかまくらは雨を避けるためにビニールシートを被せられてるのが多かったのが残念。もっと町中至るところにかまくらがあることを想像してたが、あまりなかった。まあ今年は暖冬だしね……。今後も暖冬は続くと思うので市のスタッフは頭を悩ませてると思う。
屋台があって横手焼きそばと味噌たんぽを食べた。うまい。客層は小中学生と親子がほとんどで地元の夏祭りみたいな雰囲気だった。あとは中国人。
でっかナマハゲ
今回の旅行は、手袋なくしたりイヤホン忘れかけたり飛行機搭乗時間ギリギリになったり色々とダメなところもあった。スニーカーがペラペラすぎて足がずっと痛かった。反省点がたくさんある。でも旅行としてはかなり楽しめたと思う。今回は時間がなくて行けなかったが、次回は滋賀に行くなら彦根城、秋田に行くなら秋田犬会館に行きたい。
次の帰国は不明。６月末ぐらい？
